毎朝起きるのが楽しい、とは?/読書記録

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今日のおすすめの1冊♡

71歳、団地住まい  毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」
著者 :ソネ ジュンコ

71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」 [ ソネ ジュンコ ]

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どんどんと新作がでていて、こちらも本屋で見つけ購入しました。

表紙を見て分かるかと思いますが、オシャレな71歳ですよね。

ソネさんの人生も順風満帆ではない人生でした。

ジェットコースターのようなソネさんの人生

父親が会社を経営する家庭に生まれたソネさん。
当時ではかなり裕福だったらしく、車も買い与えてもらえるような家庭だったそうです。

ただ、父親は「ザ・昭和の男」だったそうで、金を稼いで妻子を食べさせられれ、さらには贅沢をさせてあげられれば良いという考えだったそう。
なので、自分が門限を破ってしまったりすると、全て母親が叱られ、さらには手を上げるような方だったそうです。

裕福だったけど窮屈だった。
ソネさんはそう述べていました。


大学進学後、同じような家庭環境の方と出会い、意気投合して結婚。
結婚生活も恵まれていたそうですが、性格の不一致から不眠症になり、離婚します。

離婚後、3人のお子さんと実家に帰り、何不自由なく生活していたソネさん。ですが、父親の会社が倒産。

このことから「自分がいかい親の持つ財力に依存してきたのか」という現実を突きつけられ、あまりにショックが大きすぎて当時のことを覚えていないぐらいだそうです。

それからは副収入のつもりで働いていた整体の仕事に取り組み、ほとんどの時間を仕事に費やす生活になりました。


その後、ボディーワーカーとして自身のスタジオを開設。
仕事も上り調子で事業拡大をしていくなか、ソネさんは自身の身体に異変を感じます。

ようやく仕事も生活も落ち着いてきたというころに、ソネさんは子宮頸がんを発症します。
それもグレードはIIIC。
末期の一歩手前だったそうです。

死の淵をさまよいつつ、無事に生還したソネさん。
病気になったことがキッカケで「楽しく生き切ることが自分に課された使命なのでは」と思うようになり、今では1DKの団地でひとり暮らしを満喫しつつ、ひとり暮らしだからこそ色々なことにチャレンジしているそうです。

年をとるということは経験を重ねながら変わっていくということ。だから、私は年齢を重ねることが少しも怖くありません。むしろ大歓迎なのです。

71歳団地すまい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」 ソネジュンコ

前向きな言葉ですよね。

もうすぐ40代が見えてきたわたし。

もう40代か…と思う部分が大きかったですが、この言葉を読むと「まだ40代じゃん!」と前向きにとらえられるようになった気がします。

ソネさんの暮らし、考え方

ソネさんは1DKの団地でひとり暮らしをされているのですが、コンパクトな暮らしがすごく良いのです。
わたしもひとり暮らしになったら、これぐらいコンパクトに暮らしたい。

DIYが好きなソネさん。
お部屋も自分が好きなように、使いやすいようにDIYされていて、とてもおしゃれ。
こんなお部屋だと「毎朝起きるのが楽しい」という意味が分かるな。

こちらの本には、ソネさんの人生経験をもとに、たくさんの項目について書いてあります。

・人間関係のこと
・食事のこと
・睡眠のこと
・健康のこと
・メンタルのこと
・ファッションのこと
・インテリアのこと
・パソコンのこと

なかでも「パソコン」って驚きませんか?

他に老後のひとり暮らしに関する著書を出されている方もそうですが、みなさん電子機器が好き、もしくは強い方が多いように感じます。

電子機器や新しいものが好きという探求心

ソネさんもパソコンを早々と購入し、自身のお店のHPを作成。
まだパソコンが普及し始めたころなので、だいぶ早くHPも立ち上げたそうです。

そしてまたソネさんもYouTubeをされています。
ご自身で撮影、編集をされ、整体のお仕事に関する動画をUPされています。

以前ご紹介したロコリさんもそうですが、歳をとって自分でYouTubeを始める方が多く、ロコリさんも自分で撮影、編集をされていました。

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※ロコリさんの著書です。

YouTuberをやりながら、某ハンバーガーショップでアルバイトをされています。

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多良さんはお孫さんと一緒にyoutubeをされています。

YouTubeに興味をもったことがキッカケで、お孫さんに声をかけ、一緒に運営されているそうです。

みなさん、電子機器など新しいもの好きだったり、新しいことに興味をもって行動される方が多い!

更にソネさんはコロナ渦をキッカケに、いち早く「zoom」を取り入れたそうです。
zoom、わたしは未だに苦手です。笑

ロコリさんも電子機器や新しいものが好きで、探求心がすごい方でしたが、ソネさんもやはり電子機器や新しいものが好きで、チャレンジ精神旺盛な方でした。

やっぱり「探求心」や「チャレンジ精神」って人生を変える。

ちょっとしたステップかもしれないけど、するのかしないのかで人生が大きく変わりますね。
老後やひとり暮らしの本を読み始めて、ますますそう思いました。

60代、70代、80代の方がまだまだ新しいことにチャレンジしている。
失敗してもまた新しいことにチャレンジする。

わたしも負けてられない。
そう思うようになりましたね。

ソネさん流、エクササイズや食事法、そして睡眠について

また、仕事柄、「健康に対する探求心」が強いソネさん。
おすすめのエクササイズや、食事法などもたくさん載っていました。

食事法や運動は他の方の本にも多く載っていたのですが、初めて見た!と思った項目が「睡眠」です。

不眠症で苦しんだ過去。
またがん治療中に苦しくて寝れなかった過去。
そのことから「睡眠」をすごく大事にされているソネさん。

・生活サイクルは「睡眠時間」から逆算して決める。
・寝る4時間前には食事を終える。
・夕食後は仕事をせず、リラックスする。
・夜9時すぎからゆっくりお風呂に入る。
・夜間トイレの対策のため、入浴後は何も飲まない。

かなりこだわりを持って実践されています。

ご自身に合った睡眠時間も見つけ、実践することで身体の調子を整えているそうです。

若い方でも睡眠に悩んでいる方は多いのではないかと思います。
1つの項目として「睡眠」がピックアップされていたので、詳しく読んでみる価値はありです。

ボディーワーカーとしてスタジオを経営されているソネさん。
写真付きでエクササイズも載っていました。

筋肉のセルフチェック項目もありましたが、わたし自身、運動不足を自覚しているので、怖くてできていません。笑

ですが、エクササイズ自体は難しそうなものはなく、自分が意識してやれば簡単にできるようなエクササイズが多く載っていました。

睡眠、食事、身体のこと(エクササイズ)、メンタルのこと。
1冊で多くの知識も手に入れられる本になっています。

毎朝起きるのが楽しい、という意味

離婚。
父親の会社が倒産。
無一文で出直し、仕事を始める。
自分で整体の経営。
ガン発症。

今はガンを克服し、自分の好きな人生を歩んでいるソネさん。
タイトルにもある「毎朝起きるのが楽しい」という言葉は、こういう意味が含まれているそうです。

だって今日は昨日とは違った1日になるでしょ?
それって新しい経験ができるということですよね。
新しい経験をした私はそれをどう感じるんだろう、私の何かが刺激を受けてどこか変わるかもしれない…そう考えると楽しくてたまらないのです。

71歳団地すまい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」 ソネジュンコ

最後にはこう締めくくってありました。

ぜひ今日も私と一緒に「〇〇〇〇(あなたのお名前)史上最高に楽しい1日」を送りましょう!

71歳団地すまい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」 ソネジュンコ

最後のこの一文。
清々しい気持ちで本を読み終えました。

本の感想って、書きたいことが多くてまとめるのが難しい。笑

今回も他の項目も書きたかったのですが、ネタバレになりすぎるのもどうかと思う気持ち、さらには全部書いていたらものすごい長文になってしまうので、わたしは特に気になった部分をピックアップして書きました。

気になる方はぜひ手に取ってみてください!

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