読書好きが高じて、司書資格を取得した私。
現在でも時間があれば読書をしています。
そんな私ですが、2023年から「ひとり暮らし」や「老後の過ごし方」が書いてあるエッセイにドはまりしました。
キッカケはたまたま本屋で見つけた1冊を手にとったこと。
今まで自己啓発本ばかり読んできましたが、ふと気になって試しに読んでみると、これがまた読みやすくて読書が進む!!!
今ではたくさんの方の本を読んできました。
そんななかで、オススメだな!読みやすいな!と思った本をご紹介したいと思います。
読書が苦手な方でも読みやすいジャンルだと思います♡
暮らしのエッセイを読むキッカケになった本!
「58歳から日々を大切に小さく暮らす」
著者:ショコラさん
価格:1430円 |
多数の書籍や雑誌にも登場しているショコラさん。
ショコラさんの1冊目の著書を読んだことで、暮らしのジャンルにドはまりしました。
著者のショコラさんは、離婚経験者で、現在ひとり暮らしをされています。
60歳になったときに、自分の暮らしや生き方を見直し、「老前整理」を始めたそうです。
離婚していてひとり暮らしなので、自分になにかあったとき子ども達に迷惑をかけないようにしたい。
そういう思いから「老前整理」を始め、暮らしを徐々にシンプル化していったそうです。
- 必要最低限のものだけ揃える
- 必要最低限のものだけど、自分の好きなものを揃える
- そうすることで心を豊かにして、ひとり暮らしを楽しむ
- 暮らしをシンプルにして、思考もシンプルにする
この本を読むことで、ショコラさんがどのように老前整理をしてきたのか。
老前整理をして得られたことなど書いてあります。
ショコラさんの本を読んだことで暮らしのジャンルにもハマりましたが、ミニマリストという存在が気になりだし、私は現在「ゆるミニマリスト」を目指しています。
わたしも子ども達が巣立ったあとは「ひとり暮らし」の予定です。
ショコラさんの現在の働き方、老前整理の仕方、ひとり暮らしの極意を学べることができる本です。
この本に出会って、今まで読んだことがないジャンルを読むことになったので、新しいキッカケをもらった1冊です。
人生なにが起こるか分からない!そう思えた1冊!
「89歳、ひとり暮らし。お金がなくても幸せな日々の作りかた」
著者:大崎博子さん
89歳、ひとり暮らし。お金がなくても幸せな日々の作りかた [ 大崎 博子 ] 価格:1430円 |
お子さんはすでに巣立っていますが、大崎さんもシングルマザーで子育てをされてきた方でした。
どうしても同じ境遇の方の本は手に取りがちですね。笑
大崎さんが本を出すことになったキッカケが純粋にすごいなと思いました。
それは「Twitter(現在のX)」を始めたことだそうです!
- コロナ渦に対する思い
- 幼少期に体験した戦争体験のこと
- ひとり暮らしの日々の日常のこと
上記のことを綴っていくうちにフォロワーが増え、本の出版につながったそうです。
すごいですよね。夢みたいな話ですが、大崎さんの実体験。
人生、何が起こるか分からないんだな。
そう思った1冊でした。
大崎さんの本を読んでいて、すごく素敵だなと思った言葉がありました。
「高貴香麗者」と言う言葉です。
高貴香麗者という言葉は「後期高齢者」を大崎さん流に読んだ言葉です。
漢字が違うだけで、なんだか前向きというか、輝いて見える!
率直にそう思いました。
- 人生で今が一番元気という大崎さんの人生
- Twitterを始めたキッカケ
- 健康でいるためにやっていること
- 女性であることを忘れないためにしていること
- 戦争体験
- ひとり暮らしのお金のこと
- お金を使わずに心豊かに暮らす方法
- 終活についてやってきたこと
大崎さんのこれまでの生き方から今現在の生き方まで、1冊にギュッとまとめてある本です。
「自分の楽しいこと」で人生や自分の心を豊かにする。
長生きの秘訣なのかなと思いました。
大崎さんの2冊目の著書ももちろん読みました。
90歳、ひとり暮らしの知恵袋 お金をかけない素敵な毎日の過ごし方 [ 大崎 博子 ] 価格:1540円 |
こちらは具体的に今現在の生活のことがメインに書いてあります。
- 節約生活について
- デジタルを使いこなす知恵
- 大崎さん流のおしゃれ術
- 無理せずこなす、日々の掃除や洗濯、料理術
歳をとっても日々の暮らしを楽しく、心地よくするために。
大崎さんの知恵が詰め込まれた1冊です。こちらもおすすめ。
その時その時で生活スタイルを変えながら、日々を楽しむ暮らし!
「54歳おひとりさま。古い団地で見つけた私らしい暮らし」
著者:きんのさん
54歳おひとりさま。 古い団地で見つけた私らしい暮らし [ きんの ] 価格:1650円 |
お名前が不思議な方ですよね。
お名前の由来も最後の方に載っていました。気になる方はぜひ♡
きんのさんも離婚経験者。
ですが、お子さんはいないので、老後のためにひとりで暮らせるマンションを購入し、バリバリ働いていたそう。
しかし、そんなときに実母からヘルプがあったそうです。
実母さんは介護が必要な状態になってきていました。
実母に、近くに住んでほしいとお願いされ、悩んだ末にマンションを売り、実母と同じ団地に引っ越しをされました。
綺麗なマンションから古い団地への引っ越し。
ショックも大きかったようですが、場所に捕らわれず自分らしい暮らしをしたい!ということで、団地をリノベーションし、現在実母さんと同じ団地で生活されています。
引っ越しのために転職も決意し、49歳で介護の専門学校へ進学。
その後、団地から近い介護施設に51歳で正社員として就職され、実母さんの介護をしながら仕事をされています。
- 離婚してマンションを購入するまでのこと
- 思いがけない団地への引っ越し
- 団地のリノベーションのこと
- この先のお金のことや暮らしのこと
- 介護をしながらひとり暮らしをするためのマインド
- 実母の介護のこと
- 自分自身の将来のこと
きんのさんの実体験をもとに、きんのさんが思ったこと、やってきたことなど内容盛りだくさんに書かれていました。
先にご紹介したお2人はお子さんがいらっしゃいますが、きんのさんはお子さんがいらっしゃらないので、その点、ショコラさんや大崎さんとは少し違った内容だったと思います。
みなさんにある共通点があることを発見!
暮らしの本を読んでいると、皆さん「あること」を必ずといって良いほどされています。
それは「ご自身の終活」のこと。
みなさんそれぞれ、自分に合った終活をされています。
「立つ鳥跡を濁さず」という言葉を書かれている方もいましたが、みなさん同じような気持ちで老前整理を始めたり、自分が介護される側になったときのことや亡くなったあとのことを準備していたりしました。
ひとり暮らしだからこそ、自分になにかあったときに為に自分で準備をしておく。
終活って言葉だけ聞くと良いイメージがないですが、自分の為だけでなく子ども達や周りの人のためになる。
皆さんの本を読んでいて、終活へのイメージがガラリと変わりました。
立つ鳥跡を濁さず。
本を読んでもらったら分かると思いますが、良い言葉ですね。
私自身、30代後半の年齢ではありますが、今のところは独り身の予定。
終活を前向きに考えるようになりました。
まとめ
まだまだハマっている「暮らし」のジャンル。
本屋へ行くと、新刊も発売されています。
暮らしの本は、どなたかの体験談や経験が多いので、著者の方との新しい出会いにもなります。
もっともっと紹介したい本はあるので、また記事にしたいと思います。
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